ビジネスアナリシスにおけるビジネスケース
BABOKによれば「ビジネス・ケースは、提案ソリューションの使用により期待される便益を基盤とし、そのソリューションを獲得、維持するのに必要なコスト、工数、その他の検討事項を比較することにより、ソリューションに関する一連の行動が正当であること」を示します。 簡単にいうと、「企画書」「事業計画書」としてとらえることもできます。企画書・事業計画書はは、投資を行う価値がどのくらいあるかを示し、計画立案を行う際の重要な資料などとして使われます。
ビジネスケースがあれば、戦略立案から実際にそのとおり進んだかどうかなどを評価することもできるためビジネスアナリシス業務にとってとっても重要です。
なお、PMIビジネスアナリシスガイドにおいてビジネスケース作成のインプットとしてあげられているのは、ビジネスゴールとビジネス目標、実現可能性評価結果、プロダクトロードマップ、推奨されたソリューション案、要求されたソリューションとフィーチャー、価値の実現度合いを測っている評価を含めることとしています。
まさに事業計画書ですね。